大学発ベンチャー

大学発のベンチャーはこれから増えるだろう。技術ネタの最先端は大学にあり、社会における技術の進歩が日進月歩であるためである。大学は研究をしている、つまり発散作業を行っている。企業における製品化のような集約作業とは対照的である。集約せず、発散といことは少なくとも数は多くなる可能性がある。このような場所で小回り良く事業化できれば良い。当然である。しかし、現状に置いて、海外との大学発ベンチャー数比は大きく、日本は小さい。日本のライセンス収入は米国の100分の1程度である※。目先の研究だけではなく、基礎科学も守らなければならないが、前提となる国の経済力を維持すために、大学発ベンチャー数を増やすための問題把握から早急に始める必要がある。