化学と工業 2018-12 巻頭言

    日本はサスティナビリティに関して遅れている。なぜなら、杓子定規な仕事のやり方が残り、サスティナビリティをビジネスチャンスとしてしか見ていないからだ。

    2015年9月25日「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と題する目標が示された。これは17の目標群から成り、「何をすべきか」という行動目標ではなく、「何を達成しなければならないか」という到達目標を示したことにこれまでのミレニアム開発目標(2015年終了)との違いがある。

    上記の様に達成する対象の本質に意識してフォーカスすることは重要である。そしてこの先にサスティナビリティの達成が待っている。