医師への動機

不安定な世の中において、偏差値の高い高校生が東大よりも医師を目指す傾向が強まっているらしい。今日読んだ記事では動機として不純であり、高い倫理観が必要、と説く。実際、海城高校では特別な倫理の授業を設けており、何人かの学生は医学部受験を改めるらしい。しかし、従来の医者の子息の医学部受験と何が違うのであろうか?もちろんみじかに医学があることで知識をベースとした関心度は高いだろう。だが、周りの価値観に大きく付加さられた点において大きな違いはない。言いたいことは、医者の子の医学部受験が良くないといことではない。前途ある高校生で、たまたま偏差値が高いことだけで、医者になることをどうこう言われることがおかしいと感じるのである。