2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

個のちから

デジタル化が個人での活動を開放したと持ちきりである。実際、いろいろな情報媒体でその効用を目にすることも多い。一方、地球環境問題、国跨いだ情報、人、モノの移動を前提にして、時代が求めているのことに共感がある。こちらはその不具合が目についてい…

読売新聞 2019-05-04

外国人受入を目指して、在留資格を認める「特定技能」試験が行われた。分野は外食、介護、宿泊の3種である。まだ手探りの部分もあり、テキストやサンプル問題の準備状況に現れている。外食はテキスト・サンプル問題ともにあり、介護はテキストなく、サンプル…

化学と工業 巻頭言

過去20年を総括して将来の科学研究の計画を立てるときがきた。なぜなら、この20年に挑戦してきたことの影の部分が目立つようになってきたからである。まず良い部分について述べる。それは科学と社会の距離が近づいたこと、社会に役立つ応用を考えた研究が増…

化学と工業 巻頭言

失敗を評価し、ある大きさでもって歓迎する仕組みが科学と技術の進歩に必要である。なぜなら、科学と技術の進歩には挑戦が必要であり、挑戦は挑戦的であるほど失敗確率が上がるからである。現在は結果を求めるあまり、ちまちました、安心できるテーマが選ば…

化学と工業 論説

日本学術会議協力学術研究団体に登録されている化学系の学協会は約40である。2009年ごろのアンケートでは1人あたり2〜3の団体に所属している。一方で、中心的な研究者は複数の団体に所属しているので、多くの研究者は1つの団体に所属していることも推定され…