2017-01-01から1年間の記事一覧

資源問題と製造業の国際競争力

希少資源を確保することは製造業の国際競争力を高めることに大きく寄与する。なぜなら希少資源の輸出入の関係を背景とした企業間交渉を現状から改善できるためである。企業間交渉は交渉している企業間での依存度に関係する。例えばモーターメーカーにおいて…

イオンモール

今年徳島に新しくできたイオンモールは繁盛しないとは言えない。なぜなら立地が良いからだ。立地が良いことは集客力に関して、マイナス要素を消す効果がある。ここでいう集客力のマイナス要素とは、買い物に行こうとする人の心理を買い物に行かないでおこう…

受け身

受け身とはリラックスである。副交感神経を解放するからだ。受け身は文字通り非攻撃的状態である。非攻撃的状態でないなら非非攻撃的状態、つまりはリラックス、である。論理的には不足だが、現実的である。問題は日常のど真ん中で受け身になれるか、である…

クリスマス

クリスマスを始め、最近の日本は1年の行事が多過ぎる気がする。それは5年前くらいからのハロウィンで完成した感がある。ハロウィンの次にクリスマス、クリスマスの次にお正月、次にバレンタイン、花見、GW、、、。以前から日本人は式を愛でる習性があったと…

再生可能エネルギーとパチンコ

日本の再生可能エネルギーへの予算は小さい。アメリカ、ロシア、中国より一桁小さい。かつて鳩山元首相が述べた温暖化ガス削減25%を達成しようとする場合でも一桁小さい。一方でパチンコ産業はこれらよりも一桁大きい。福島第一の後、将来のエネルギー源とし…

人材育成と信託銀行

人を育てる第一歩は育てる人を想定できることである。この想定の背景には人を育てることは年齢もしくは経験が高い側が、そうではない側を育てるために、一種のコミュニケーションを生むことがある。このとき場合によっては難しいコミュニケーションが発生す…

遊休農地

昨今、日本では高齢化を背景に遊休農地が増加している。これは日本で人工の拡大を進めてきたためである。人工の拡大とは自然とは別物という意味でもある。ここで自然の性質のうち、循環性を考えると、上記人工の拡大とは循環性を持たないこととなる。つまり…

英語化

英語化の波は止まらない。来年度から日本の小学生3、4年でも英語は必修となった。以前には日本語を守るなどという意見も相当聞かれたが、昨今はほとんど見られない。それは英語を学ぶことと日本語が弱くなることに相関を見出せなくなってきたからかもしれな…

創造的に働く

創造的な論文には仮説の発想もしくは解決方法のどちらかに創造が豊かに含まれている(伊丹先生書籍より)。 明確だと感じる。一方、普段の会社生活で周りを見渡しても意外に創造的作業が少ないことに愕然とする(論文でなくとも考え方は同じであろう)。会社員…

大学発ベンチャー

大学発のベンチャーはこれから増えるだろう。技術ネタの最先端は大学にあり、社会における技術の進歩が日進月歩であるためである。大学は研究をしている、つまり発散作業を行っている。企業における製品化のような集約作業とは対照的である。集約せず、発散…

ワクワクとコンプライアンス

ワクワクとコンプライアンス違反は紙一重である。開けてみないとわからない、からである。全て見えてワクワクはないし、全てわからないでワクワクもない。つまり、わかるとわからないの境界に居ると言える。コンプライアンス違反も同じ様なもので、確実に発…

賛成 化学と工業2011.1

日本は地の利を活かした共同事業を起こすことで成長を取り戻すことができる。この考え方は正しい。なぜなら画一化された製品の拡販やある考え方の下に群衆が集まる時代は過ぎたからである。画一化された製品は個々人の嗜好に合わせられ、インターネットを通…

要約 化学と工業2011.1

日本の国際競争力は1990年の1位から2010年に27位になるなど大きく低下している。加えて、自由貿易協定を背景としてタイが国際競争力を26位とするなど、アジア各国の伸びは著しい。つまり、ものづくり大国日本は風前の灯火である。ここで参考にしたいのは近江…

工業プロセス観察

工業プロセスでも、P:圧力、T:温度、V:体積は、基本的なパラメータ。これを意識して観察をすると見えてくるものがある。前2つは駆動力を与え、流れを生むし、最後の1つは前2つへ強い影響を与える。 入門はシンプルにいきたい。

人の器

今日、一日多くの人と話をして、人を観て、感じた今日のタイトルへの回答は「人をどれだけやる気にできるか。」である。また、どれだけという言葉をどう考えるか、という問いも含まれている。人の数と捉えるか、深さを考えるのか、困難な場面を考えるか、「…

結合と構造

人間も材料もどんな構造(結果)をもっているかはどんな結合(結合)をもっているかによって決まり、性質や機能を発揮する。これは結合が構造を形成する要素同士の関係性を端的に表すからである。 化学において強い結合(例えば共有結合)では原子間の関係…

ちょっとした違和感

一生懸命に期待応えようとしている、自分と向き合っていると自分で感じていそうな人に感じた違和感。 違和感を感じたのは、がんばる前にやること、がんばる先に考えることがあると思うからだ。 がんばる前には段取りが必要で、がんばる先には希望が重要。こ…

近所のらせん階段

近所の川べりを妻と散歩していて、ふと目に留まった「らせん階段」。 総合病院の非常口として取り付けてあった。 以下は建設の構造について門外漢が感じた問題点である。 (1) らせん階段は一本の中心軸で構造を支えていると見える。 久しく整備されていない…