遊休農地

昨今、日本では高齢化を背景に遊休農地が増加している。これは日本で人工の拡大を進めてきたためである。人工の拡大とは自然とは別物という意味でもある。ここで自然の性質のうち、循環性を考えると、上記人工の拡大とは循環性を持たないこととなる。つまり、人から人への世代を超えたつながりが行われていない。日本では非農地への転用55%に対して45%が耕作放棄の遊休農地化である。人の営みは自然に対してはあまりに有限小さく、最後は自然に帰るのである。