終末期医療

    終末期を本人が納得のある形で過ごすことは重要である。なぜならそれが生きることの総括であるためである。終わり良ければ全て良し、という言葉がある。これは別に終末期に自分史上最高の偉業を立てよ、ということではない。自分史上最も納得しよう、ということである。例えば側から見ればかわいそうな状況に自分が在るとする。しかし、それは問題ではないし、特に終末期にはそれほど重要でもない。もし自身でその状況に意味を見出せれば生きられる。生きられるとは上記の納得できるということである。斜めから見る人たちに依ると、過剰な医療費の抑制、ということになる様だ。仮にそういう見方があってもいい。最後は自分がどう納得できるか、だ。