いま

現代社会は複雑性を増し続け、既に人間の扱える容量を超えている。そのために少しでも人間が扱えるように、組織は連携したり、技術や政策をパッケージ化したり、分かり易い形に仕上げようとする動きがみられる。また、従来は一部の人間にしかなかった社会への発言権もインターネットという手段により多くの人間が手にした。これにより個人での活動も活発化し、従来にはない緩い連携がみられる。一方、複雑なものは複雑なものとしてIoTからのビッグデータとしてAIに処理をさせようともしている。つまり、逆方向の力がぶつかり合っている乱流の中にいる状態である。一人の人間の予測は通用しないし、多少の人間が一緒になっても通用しない。かの先輩が言っていた「考えるな、感じろ」の精神が大切だと、感じる。